チャノキイロアザミウマ

チャノキイロアザミウマ
チャノキイロアザミウマ
チャノキイロアザミウマ

(写真)成虫

アザミウマ目、アザミウマ科

どんな虫?

●幼虫、成虫とも柔らかい葉や新梢の表面から浅い部分を吸汁

生態は?

●暖地で年7〜8回、寒地で年5〜6回発生

●主に成虫態で落葉の下などで越冬

●越冬世代成虫は、暖地では3月中旬から5月中旬に発生

●主に葉裏の組織内に1粒ずつ産卵(総産卵数;約40)

●卵期間:3日(夏)〜10日(春、秋)、幼虫期間:3〜5日、蛹期間:5〜7日

●蛹は日陰に隠息(ホソガの巻葉、枝の割目など)

被害は?

●芽、新葉、新梢の加害部は、硬化、褐変、枯死を起こす

●萌芽期は新芽に、開葉後は葉の生育に害を与える

薬剤と防除適期

スピノエース™フロアブル 二番茶以降の萌芽期から開葉期に予防散布。三番茶不摘採園では開葉期だけでなく芽の生育期の防除も
ランネート™45DF 6月上旬、7月中旬の摘採後〜萌芽期、秋期生育期