(写真)被害葉
チョウ目、ホソガ科
どんな虫?
●チャノサンカクハマキとも呼ばれる
●摘菜が早まり春先の発生は減った
●三番茶不摘採園が増え、夏以降の発生は増加傾向
生態は?
●静岡:年6回(通常)、三重:5回、鹿児島:7回発生
●蛹越冬
●第1〜4葉の葉裏に1粒ずつ産卵
●卵/幼虫期間:20℃(約4日/17〜18日)、25℃(約3日/12〜13日)
●ふ化幼虫は表皮に潜り2回脱皮(皮下潜行期)
●その後、幼虫は別の若葉で巻葉、内部に糞を貯める(三角巻葉期)
●別の古葉の裏面で結繭
被害は?
●生葉の減収と品質に影響
●虫糞の混入は味、色に著しく影響
●巻葉数が全収穫葉の3%を超えると茶の浸出液に赤みがおびる
薬剤と防除適期
スピノエース™フロアブル | 発蛾最盛期から10〜14日後 | |
ファルコン™フロアブル | 産卵時期から皮下潜行期 | |
ランネート™45DF | 萌芽期、秋芽生育期(8月下旬〜9月上旬)、産卵から皮下潜行期に防除 |