シロイチモジヨトウ

シロイチモジヨトウ
シロイチモジヨトウ
シロイチモジヨトウ

(写真)5齢幼虫

チョウ目/ヤガ科

Spodopteraexigua

どんなムシ?

●広食性でネギの他、葉菜類、果菜類、花卉類など多種類の作物で加害がみられる

●長距離移動性の害虫で、海外飛来の可能性も考えられる

●ハスモンヨトウと同属

生態は?

●越冬は老齢幼虫と蛹と考えられる。非休眠で、ハウスでは冬期も増殖

●年5~6回発生。施設栽培は5~10月、露地栽培は8~9月に多発

●黄身に白色鱗毛の小卵塊(50〜300卵)を産下

●ふ化幼虫集団は葉身内部に食入。表皮を残し被害部は白くなる。中老齢は分散して加害

●卵~成虫羽化の期間は、25.5°Cで23日、28°Cで21日

被害は?

●加害部の先は白く変色し垂れ下がる

●被害葉や虫糞を取り除くため選別作業に手間を要する

薬剤

ファルコンフロアブル(ネギ)
スピノエース顆粒水和剤(ネギ)
ランネート45DF(ネギ)