モンシロチョウ

モンシロチョウ
モンシロチョウ
モンシロチョウ

(写真)3齢幼虫

チョウ目/シロチョウ科

Pieris rapae

どんなムシ?

●幼虫はアオムシと呼ばれる

●アブラナ科と一部の植物が寄主植物

●近縁種にスジグロシロチョウがおり分布や食性が重なるが、林など日陰を好んで生息

●寄生蜂などの天敵が密度抑制に大きく寄与すると考えられる

生態は?

●晩秋に終齢幼虫が樹幹や建物のすき間で蛹で越冬

●菜種の花が咲く頃より成虫が出現

●暖地では年7~8回、寒地では年2~3回発生

●産卵は日中に葉の表裏に1卵ずつ。1雌の産卵数は約100~200粒

●生育期間〔卵・幼虫(6齢まで)・蛹・成虫〕:約25日/20℃

●天敵ではアオムシコマユバチ(寄生蜂)が代表的で、黄色い繭が幼虫に多数取り付いているのが見られる

被害は?

●成虫の発生量が多い場合には要注意

●若齢幼虫の食痕はコナガの被害と紛らわしい場合がある

●5~6齢幼虫では食害量が増大し、葉を葉脈を残して食い尽くす

薬剤

■スピノエース顆粒水和剤
■ファルコンエースフロアブル
■ファルコンフロアブル
■ランネート45DF