赤焼病

赤焼病
赤焼病
赤焼病

(写真)葉表:病斑

細菌

どんな病気?

●低温性の病害

●細菌病で、最も防除が困難な病害

●日射量が多い条件で発生しやすい傾向がある

感染は?

●強風と降雨で細菌が葉病斑部より流出、飛散し伝播

●傷口侵入が定説とされてきたが、降雨、結露時に、主に葉裏の気孔から侵入もある

●越夏方法は不明(羅病組織内で潜伏する可能性がある)

●推定潜伏期間20〜30日

被害は?

●葉は、成葉が感染しやすく、被害葉は落葉しやすい

●成木園での被害は、摘採面上に病葉がツボ状に現われ、周囲に広がる

●葉柄基部の病斑が枝まで達すると上部は枯死

●被害の激しい幼木園では、落葉し丸坊主状態になる

防除の目安

感染期の晩秋(10月中〜下旬)と早春(2月下旬〜3月上旬)に薬剤防除。※発生の多い古葉の裏面に薬剤がよくかかるよう散布

薬剤

コサイド®3000