モモアカアブラムシ

モモアカアブラムシ
モモアカアブラムシ
モモアカアブラムシ

(写真)池田二三高氏撮影

カメムシ目/アブラムシ科

[英名]Green peach aphid

[学名]Myzus persicae

●国内で古くからよく知られている害虫で、体長は1~2ミリメートル、卵円形で、体の色は黄緑色、緑色、赤褐色などさまざまある。

●主に若い葉に群がって寄生・吸汁し、葉を黄変・萎縮させ、さらに葉に排泄物(甘露)が堆積することですす病が発生し、生育が阻害させる。北海道ではモモアカアブラムシに媒介されテンサイに感染することで発生するテンサイ黄化病が問題となっている。

●春を迎えるとモモアカアブラムシは有翅虫となってテンサイ圃場に飛来し初期感染を成立させ、さらに防除が不十分な圃場では、さらにそこから保毒虫が周辺の株に飛来し、発病株を増加させる。これにより収量・糖量の減少を引き起こす。

薬剤

ビレスコ顆粒水和剤