ジャガイモシロシストセンチュウ

ジャガイモシロシストセンチュウ
ジャガイモシロシストセンチュウ
ジャガイモシロシストセンチュウ

[英名]Pale potato cyst nematode, White potato cyst nematodeなど

●ジャガイモシストセンチュウと同様にバレイショ生産に甚大なる被害をもたらす難防除害虫。アメリカ、カナダ、コトンビア、ペルー、ニュージーランド、ヨーロッパなどに分布し、バレイショ、ナスなどのナス科植物に寄生する。ジャガイモシストセンチュウの雌成虫が黄色であるのに対し、ジャガイモシロシストセンチュウは乳白色を示す。また本種のほうが冷涼な環境に適応しているとされている。バレイショに対する寄生性異なる7種のパソタイプが存在してる。2015年8月に北海道の一部地域で発生が確認され、根絶に向けて対抗植物と薬剤防除を組み合わせた対策が続けられている。

(2019年6月現在)