(上)主茎の腐敗
(下)接地小葉からの葉柄の発病
細菌
[英名]Bacterial sof rot
[学名]Erwinia carotovora
●40種類以上の植物に寄生。寄主がないと土壌中に3年間以上生存
●土壌中や種いもに付着した越冬細菌が第1次感染源。接地した小葉に初期感染を起こす
●菌は傷口、気孔、水孔より侵入。導管内で細胞膜を溶解しながら増殖・移動し健全部に進展
●腐敗病斑からは細菌が溢出し、風雨や、害虫の媒介により2次感染
●初発生:地面に接した小葉に水が染みたような暗緑色の病斑が出現
●主茎が感染すると黒褐色化し維管束も褐変(7月下旬~8月上旬)
●抵抗性品種は罹病した小葉が落ちやすく主茎への感染が阻止される
薬剤
コサイド3000 |