ネギハモグリバエ

ネギハモグリバエ
ネギハモグリバエ
ネギハモグリバエ

(写真)1齢幼虫

ハエ目/ハモグリバエ科

Liriomyzachinensis

どんなムシ?

●ユリ科だけに寄生。ワケギ、タマネギ、ラッキョウ、ニラにも寄生

●葉に白い小斑点(0.5mm前後)が、一列に数個~十数個並んでいれば、成虫の摂食痕(産卵管を刺し、染み出た汁を吸う)か産卵痕

生態は?

●土中で蛹で越冬

●年4~7回程度発生。初夏~初秋に目立つ

●産卵は葉肉内

●ふ化幼虫は葉に潜り、不規則な線状の食害痕を残し、2齢幼虫は主に長く直線的な食害痕を残す

●老齢幼虫は体長約4mmのウジ。成虫は約2mmの小さなハエ

●発生適温20〜25°C。25°Cでは1世代は約20日

被害は?

●葉ネギでは、白い斑点や筋により商品価値が減少

●幼苗期に多発すると枯死株を生じ、被害が大きい