オンシツコナジラミ

オンシツコナジラミ
オンシツコナジラミ
オンシツコナジラミ

(写真)幼虫

カメムシ目 / コナジラミ科

どんな虫?

●非常に広食性で多くの野菜や花に寄生

●植物に触れて揺すると小さな白い成虫が舞い立つ

●64年に日本に侵入

●冬〜初夏に施設栽培で発生が多い

●高温時(30℃以上)では生育が抑制される

生態は?

●休眠性がなく、関東以西では各生育ステージで野外でもキク科雑草などで越冬可能

●発生回数:露地では年6回程度(関東)、施設内では10回以上

●産卵は上方の若葉の裏面に20卵前後をリング状に並べる。1雌の産卵数は100〜200

●卵期間は約1週間。ふ化幼虫は周辺を移動し吸汁場所で固着、3齢幼虫を経て、蛹から成虫に(生育期間:23日/25℃)

被害は?

●葉が成幼虫の吸汁加害を受けても黄変や萎縮は現れない

●排泄物(甘露)が原因のススが発生し作物の汚れが問題

●キュウリ黄化ウィルス病をキュウリやメロンで媒介。発病症状は葉の黄化、巻葉、側枝の伸長不良などを引き起こす

薬剤

トランスフォームフロアブル
ダブルシューターSE