黒星病

黒星病
黒星病
黒星病

(写真)きゅうり

糸状菌

どんな病気?

●病斑上に黒カビ(菌糸が暗緑色)を生じる

●キュウリやマクワウリ、メロンなどでも発生

●低温多湿で発生。25℃以上では発生しない

●茎の先端に近い未展開の若葉や巻きひげ、幼果が初めに感染を受ける

●果実で発病すると顕著な収量・品質低下を招く

感染は?

●菌糸・分生子で被害株上や農業資材に付着し越冬

●好適条件で分生子が風で飛散し寄主に付着すると二次伝染が起きる

●種子伝染もする

●発病最適温度は17〜21℃付近。湿度85%以上で胞子が発芽する

症状・被害は?

●葉の初期病斑は黄色い円〜楕円の小斑点、淡褐色に変わり、小穴に

●茎は凹んだ条斑から亀裂ができ黒カビに覆われる。茎先端が感染すると芯止まりし、腋芽が異常に生じ「かんざし」状に

●果実ではカサブタ状に褐変し凹んだ病斑にヤニや黒カビを生じる。果実は病変部からわん曲