キスジノミハムシ

キスジノミハムシ
キスジノミハムシ
キスジノミハムシ

(写真)食害中の幼虫

コウチュウ目/ハムシ科

Phyllotreta striolata

どんなムシ?

●アブラナ科植物を加害

●成虫は蚤のようなジャンプ力

●成虫は長寿(長いと約4ヶ月)で産卵期間も長く、夏期には様々な生育ステージが混在

●幼虫は根部を加害

●ダイコン加害ではナメリ症状が発生

●暖冬の翌年、梅雨時期に少雨で多発しやすい

生態は?

●成虫態で畑周辺の雑草根際などで越冬

●暖地で3~5回、寒冷地で2~3回発生

●成虫は早春より活動

●土中浅くに数粒産卵、1雌産卵数は約150~200粒

●幼虫は地中深約10cm以内に生息し土中で蛹化

●卵~成虫まで約1ヶ月

どんな被害?

●成虫は葉を加害、葉一面に無数の小さな円形の食痕(約1mm)を残す。食痕は葉の肥大とともに小さな穴があく

●栽培初期の幼虫による根部加害は生育を阻害

●根部肥大期以降の加害は、ナメリ症状やサメ肌となり商品価値が損なわれる