(写真)加害中の幼虫
チョウ目/メイガ科
Hellula undalis
どんなムシ?
●アブラナ科と風蝶草が寄主植物
●暖地系で8月以降に発生急増
●夏期に猛暑・少雨で多発しやすい
●過去は秋ダイコンの最難防除害虫でダイコンシンクイムシの別名がある
●関東以西で発生が多いが東日本でも被害が増えつつある
生態は?
●休眠性がなく幼虫・蛹で越冬するが、生存率は低い
●西日本では年6~8回発生
●新芽や若い葉に1~数粒ずつ産卵、1雌産卵数は約100~200粒
●孵化幼虫は新芽や葉肉内部に食入
●2齢後期からは葉表にも姿を現わす
●中心葉や葉縁を綴り内側を食害、葉柄内にも食入
●発育期間〔卵・幼虫(齢まで)・蛹〕:約22日/25℃
●株元地表や食害部付近で蛹化
被害は?
●定植前の苗の加害は生育停止・枯死に及ぶ
●定植前の苗の加害は生育停止・枯死に及ぶ
●定植後の中心葉への加害で、生育が阻害され脇芽が発生、正常に結球しなくなる
●生育中期以降は葉柄内への食入が増え、虫糞が排出、葉柄は垂れ下がったり折れが生じる
●被害発生は7月始め~10月末頃が多く、その前後は少ない
薬剤
■スピノエース顆粒水和剤 | |
■ファルコンエースフロアブル | |
■ファルコンフロアブル |