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Lumivia_rice

ルミビア™FS (水稲)

種子処理 | 殺虫剤

水稲の害虫防除をシンプルに!

ルミビアFSは、薬剤を直接種子に処理し、発芽後の生育初期から作物を保護することで安定した収量に貢献する種子処理用殺虫剤です。

  • 水稲の主要害虫であるフタオビコヤガやニカメイチュウなどのチョウ目害虫、並びにイネミズゾウムシやイネドロオイムシに高い活性があり、効果が長期間続きます。
  • 農閑期に処理ができ、年間の作業分散が可能です。
  • 有用昆虫への影響がほとんどありません。

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ルミビアの処理手順

 

高密度播種でも使用可能

通常の播種(例:150g/箱)と高密度播種(例:300g/箱)のどちらにもルミビアFS処理の種もみは使用でき、そのまま田植え (移植)に使用できます。また、播種量が変わっても種もみに対する薬量は一定なので、効果が安定します

上手な使い方

  • 使用する前に、容器を良く振って薬液を混ぜてください。
  • 乾もみ1㎏に対し、薬液+水の合計が30㎖になるように調製することで、処理ムラを防ぐことができます。(10㎏未満の少量の 乾もみを処理する場合は水量を減らすなど適宜ご調整ください。)
  • 一度に30㎏以上の種もみを処理する場合は、薬液を2~3回に分け、攪拌しながら注ぐと均一に処理できます。
  • 効果を安定させるため、種子処理後に行う種子消毒や芽出しを目的とした浸漬・浸種期間中の水交換は4回までとしてください。 かけ流しは避けてください。

よくある質問

Q: ルミビアFSを処理した種もみを水につけても問題ないですか?

 

A: 特殊な製剤技術を用いることで、浸種行程を経ても有効成分が種もみの表面に残るよう開発されております。しかしながら、安定した効果を得るため、水交換の回数は4回までとしてください。また、水のかけ流しは控えてください。

 

Q: ルミビアFSを処理した種もみを温湯消毒に使用することはできますか?

 

A: 温湯消毒を行う場合は、薬剤処理後1日以上が経過してから実施してください。

 

Q: ルミビアFSを処理した種もみは何か月保管可能ですか?

 

A: 処理後6か月までであれば、低温(10℃)、室温(25℃)の環境下で保管しても発芽率への影響は認められておりません。

 

Q: 直播の水稲栽培に使用することはできますか?

 

A: 湛水直播、乾田直播のいずれでも使用可能です。

 

Q: 他社製品のように被膜剤を加える必要はありますか?

 

A: ルミビアFSのみご使用の場合は、被膜剤の加用は必要ありません。

 

Q: 初期害虫や、チョウ目害虫以外の害虫や、いもち病や紋枯病なども抑えたいのですが、どうしたらよいでしょうか?

 

A: 他の水稲種子処理剤との併用をご検討ください。また、本田散布も選択肢になりますので、お近くのJAまたは小売店にご相談ください。

 

Q: 種子消毒剤と合わせて処理することはできますか?

 

A: お使いいただけます。公的委託試験において、種子消毒剤との同時塗抹処理や、浸漬処理の例がありますが、発芽率や効果への影響は現在のところ確認されておりません。しかしながら、種子消毒剤は多岐に渡りますので、初めてご使用になる際は予備試験の実施をお勧めします。

 

Q: ルミビアFSはプール育苗でも使用できますか?

 

A: お使いいただけます。公的委託試験や現地試験において、ルミビアFSを処理した種もみを用いてプール育苗した場合でも、効果への影響は確認されておりません。

 

Q: 処理機は必ず必要ですか?

 

A: 5㎏以上の種もみを処理する場合は、均一性を保つ意味でも処理機をご準備いただくことをお勧めします。2~3㎏の少量の種もみを薬剤処理する場合は、簡易的に丈夫なポリ袋などで処理することも可能です。中身が飛び出さないよう口をしっかり絞って、1分間以上袋を振って攪拌してください。

 

Q: 処理機にはどのようなものがありますか?

 

A: コンクリートミキサーの他に、種子粉衣器として市販されているドラム型処理機などがございます。