よくある質問
Q:水に浸けると薬剤の成分は取れてしまいますか?
A:特殊な製剤技術を用いることで、浸種行程を経ても有効成分が種もみの表面に残るよう開発されております。しかしながら、安定した効果を得るため、水交換の回数は3回までとしてください。
Q:ルミスパンスFSを処理した種もみは何か月保管可能ですか?
A:処理後6か月までであれば、低温(10℃)、室温(25℃)の環境下で保管しても発芽率や効果への影響は認められておりません。
Q:直播の水稲栽培に使用することはできますか?
A:現在の適用内容では、本剤を直播水稲に使用していただくことはできません。
Q:他社製品のように被膜剤を加える必要はありますか?
A:ルミスパンスFSのみご使用の場合は、被膜剤の加用は必要ありません。
Q:ウンカ以外の害虫や、いもち病や紋枯病なども抑えたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
A:他の水稲種子処理剤との併用をご検討ください。また、本田散布も選択肢になりますので、お近くのJAまたは小売店にご相談ください。
Q:種子消毒剤と合わせて処理することはできますか?
A:お使いいただけます。公的委託試験において、種子消毒剤との同時塗抹処理や、浸漬処理の例がありますが、発芽率や効果への影響は現在のところ確認されておりません。しかしながら、種子消毒剤は多岐に渡りますので、初めてご使用になる際は予備試験の実施をお勧めします。
Q:ルミスパンスFSを処理した種もみを温湯消毒に使用することはできますか?
A:過去に実施した現地試験において、温湯消毒(60℃、10分間)の後、水をかけ流して冷却する工程を加えた際に、効果が低減してしまう事象が確認されております。現在検証試験を重ねておりますので、しばらくの間ご使用はお控えください。
Q:ルミスパンスFSはプール育苗でも使用できますか?
A:お使いいただけます。公的委託試験や現地試験において、ルミスパンスFSを処理した種もみを用いてプール育苗した場合でも、効果への影響は確認されておりません。
Q:処理機は必ず必要ですか?
A:5㎏以上の種もみを処理する場合は、均一性を保つ意味でも処理機をご準備いただくことをお勧めします。2~3㎏の少量の種もみを薬剤処理する場合は、簡易的にビニル袋などで処理することも可能です。中身が飛び出さないよう口をしっかり絞って、1分間以上袋を振って攪拌してください。
Q:処理機にはどのようなものがありますか?
A:コンクリートミキサーの他に、種子粉衣器として市販されているドラム型処理機などがございます。