結球初期のアブラムシ防除に。白菜生産を支援するトランスフォーム™ フロアブル

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⽩菜を⽣産する稲葉要⼀さん

茨城県 出荷組合『結菜』様

 

出荷組合『結菜』は、茨城県結城市で2019年2月に設立された農業法人です。現在、組合には市内の30代の農家5人が参加し、白菜、トウモロコシ、レタスなどを生産・出荷しています。安全・安心で「次も食べたい」と思ってもらえる野菜づくりをモットーにしています。同組合の経営の 柱となる白菜栽培を支えているのが、トランスフォーム™ フロアブルです。導入の経緯やその効果について、メンバーの稲葉要一さんにお話を伺いました。

 

【プロフィール】

・出荷組合結菜

・所在地:茨城県結城市

・栽培面積:約100ha(白菜栽培のみ・結菜全体)

・事業内容:2019年2月設立。現在市内の農家5軒で、白菜を中心にレタス、トウモロコシなどを生産・出荷。2020年からは輸出にも取り組んでいる。

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組合でリスク管理が可能に


出荷組合をつくった理由は、委託販売では得られない、販売上の有利さを追求したからです。意欲がある近隣の若手生産者が集まったことで、作付面積、収量の面でスケールメリットが働き、出荷体制の安定化を実現できています。
 

2019年は台風が多く、白菜が水没するなどの被害がありました。この時に、もし単独営農であれば出荷先との契約を履行することが難しかったと思いますが、組合であったからこそ、各戸に出荷数を随時割り当てることで切れ目なく出荷することができました。

 また、結菜として仲卸などと直接取引することで、お客さんの評価を直接聞くことができ、品質改善に結びつけることも可能になりました。出荷組合として、リスク管理をしながら、お客様の要望に応えて生産できる体制が整っています。

 

主力作物は白菜。品質を追求し、輸出にも挑戦中

結菜の基幹作物となっているのが白菜です。組合全体で約100haの面積で栽培しており、収量は約9000トンと、市内でもトップクラスです。組合として出荷するため常に一定以上の品質を保てるよう、栽培に取り組んでいます。
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トランスフォーム™ フロアブルは、生育過程の初期段階、植えてから約1カ月後にアブラムシの防除のために使用しています。害虫が耐性をつけることを避けるため、全体で3〜4回使用する、対アブラムシ剤の一つとしての採用です。白菜の結球前に散布することで、白菜内部に虫が残ることも防ぐ狙いがあります。散布には15m前後のブームスプレイヤーを使い、シリコーン系展着剤と混合して使用しています。混合後の使用量は、10aあたり150〜180リットルぐらいです。

 

 大きな特徴は、速効性があり、駆除した虫がしっかり「落下」すること。これは、白菜を栽培する上で非常に重要な点です。万が一、アブラムシの死骸が白菜の内部に残ったままだと、お客さんを不快にさせてしまうのはもちろん、ひどいと売り物にならなくなってしまうためです。トランスフォームでは虫がしっかりと落ち、内部に残ることが減ったので助かっていますね。

 

現在は白菜の輸出にも取り組んでおり、シンガポールと香港市場の富裕層向けに出荷しています。日本産の野菜は安心・安全というイメージがあり、多少割高でも人気があります。今後は販売先と連携しながら、輸出国や輸出量のさらなる拡大を図り、国内の1億人だけでなく、海外の何十億人の食を支えられるようにしていきたいです。また、こうした挑戦を踏まえて、後継者にとって魅力のある農業へとアップデートしていくことも大きな目標の一つです。

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結菜の皆さん(左から湯本さん、岡⽥さん、稲葉さん、後上さん、⾚荻さん)
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結菜の皆さん(左から湯本さん、岡⽥さん、稲葉さん、後上さん、⾚荻さん)